目次
はじめに
皆さん、こんにちは!今回は、世界中で愛されている「ハリーポッター」シリーズを使って、楽しく英語を学ぶ方法についてお話しします。
英語の勉強は時に難しく感じることもありますが、好きな映画や本を通じて学ぶことで、楽しさが倍増しますよね。それでは、魔法の世界で英語学習の冒険を始めましょう!
ハリーポッターシリーズの魅力とは?
まずは、ハリーポッターシリーズの魅力についておさらいしましょう。このシリーズは、J.K.ローリングによって書かれた7冊の小説と、これを原作とした映画が8本あります。
魔法使いや魔法学校、友情、冒険、そして闇の魔法使いとの戦いなど、興味を引く要素が盛りだくさんです。登場人物たちの成長や複雑なストーリー展開も、このシリーズの大きな魅力です。
なぜハリーポッターが英語学習に向いているのか
実は、このシリーズには英語学習者にとって理想的な要素が詰まっているんです!数ある要素のうち3つをご紹介します。
親しみやすいストーリー
ハリーポッターの物語は、多くの人にとって馴染み深いものです。すでに映画を観たことがある人も多いのではないでしょうか。そのため、英語で読んだり観たりする際に、内容が予めわかっていることで理解がスムーズになります。「あ、ここであのシーンが!」と、ワクワクしながら読み進めることができること間違いなしです。
継続的な学習が可能
ハリーポッターシリーズは全7巻の本と8本の映画から成り立っています。これだけのボリュームがあるので、学習を長期間続けることができます。一度シリーズにハマれば、次々と作品を楽しみながら英語力を伸ばせるのです。魔法のようにスイスイと英語が身についていきますよ!
様々な形で作品に触れられる
世界中で大人気のハリーポッターシリーズだからこそ、原作の洋書だけでなく映画やオーディオブックなど、多くの媒体で物語を楽しむことができます。色々な角度から作品に触れることで、読解力やリスニング力、発音やイントネーションなどをバランスよく鍛えられること請け合いです!
映画と洋書を両方活用した学習方法
ハリーポッターを使った英語学習の魅力は、映画と洋書を組み合わせることでさらに広がります。それぞれの特性を活かしながら、楽しく効果的に学べる方法をご紹介します。
映画で内容を理解してから洋書を読む
映画を先に観ることで、ストーリーの全体像やキャラクターの動きを理解できます。視覚的に内容を把握することで、洋書を読む際のハードルがぐっと下がります。「このシーン、映画で観たぞ!」という瞬間が増え、読書がより楽しくなります。
例えば、ハグリッドが初めてハリーに魔法の世界を紹介するシーンを映画で観てから本で読むと、その情景がより鮮明に浮かんでくるはずです。
英語字幕で映画を観る
映画を見る際には、初めは日本語字幕で映画を楽しんでから、次に英語字幕に切り替える方法がおすすめです。これにより、ストーリーを理解しながら英語の表現を学ぶことができます。英語字幕で観ることで、実際に使われる英語のフレーズや単語の使い方を学べるのです。
ハリー、ロン、ハーマイオニーの英語について
ハリーポッターシリーズの主要キャラクターであるハリー、ロン、ハーマイオニーは、それぞれ独特の話し方をしています。彼らのセリフを通じて、異なる英語のニュアンスや表現を学ぶことができます。
ハリーポッターには多くの魅力的なキャラクターが登場するので、それぞれの話し方の特徴を考えながら読むのもとても楽しくおすすめです!
ハリーの英語
ハリーはとても標準的なイギリス英語を話します。彼のセリフは比較的シンプルで、日常的な表現が多く使われており初心者にも理解しやすいです。
また、ハリーは感情を表現する場面が多いため、感情に応じた英語の使い方を学ぶのに役立ちます。
例:
- “I can’t believe this is happening.”
- “I don’t want any trouble.”
ロンの英語
ロンはウィーズリー家出身で、少しカジュアルな英語を話します。彼のセリフにはスラングやイディオムが多く含まれており、親しみやすい口語表現を学ぶことができますよ。ロンのユーモアや感情豊かな話し方は、英語のリズムやイントネーションの練習に最適です!
例:
- “Blimey, Harry!”
- “Are you mental?”
ハーマイオニーの英語
ハーマイオニーは非常に知識豊富で、文法的に正しい英語を話します。彼女のセリフは他のキャラクターに比べて少し難易度が高く、正式な表現や専門用語が多く使われています。ハーマイオニーの英語を通じて、アカデミックな英語表現を学ぶことができますよ!
例:
- “It’s leviosa, not leviosar.”
- “We need to be absolutely certain.”
各作品の読了時間目安
英語の読む速さ
英語を読む速さは1分間あたり、
- ネイティブスピーカー: 約250~300ワード
- 英語学習者(上級者): 約200~250ワード
- 英語学習者(初心者): 約100ワード
と言われています。
これらの速度を基にして、英語学習者がハリーポッターシリーズを読むのにかかる時間をまとめました。
書籍タイトル(英語) | 書籍タイトル(日本語) | ページ数 | 総ワード数 | 推定読了時間(上級者) | 推定読了時間(初心者) |
---|---|---|---|---|---|
Harry Potter and the Philosopher’s Stone | ハリー・ポッターと賢者の石 | 223 | 55,750 | 4.1時間 | 9.3時間 |
Harry Potter and the Chamber of Secrets | ハリー・ポッターと秘密の部屋 | 251 | 62,750 | 4.7時間 | 10.5時間 |
Harry Potter and the Prisoner of Azkaban | ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 | 317 | 79,250 | 5.9時間 | 13.2時間 |
Harry Potter and the Goblet of Fire | ハリー・ポッターと炎のゴブレット | 636 | 159,000 | 11.8時間 | 26.5時間 |
Harry Potter and the Order of the Phoenix | ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 | 766 | 191,500 | 14.2時間 | 31.8時間 |
Harry Potter and the Half-Blood Prince | ハリー・ポッターと謎のプリンス | 607 | 151,750 | 11.3時間 | 25.3時間 |
Harry Potter and the Deathly Hallows | ハリー・ポッターと死の秘宝 | 607 | 151,750 | 11.3時間 | 25.3時間 |
ハリーポッターシリーズ挫折の理由
ハリーポッターシリーズは一見児童向けの作品として知られていますが、その英語の難易度は決して低くありません。この魔法の世界が英語学習者にとって、予想以上にチャレンジングな理由を見ていきましょう。
徐々に上がるボリューム
先ほどの表からも、物語が進むほどワード数が多くなり、読了時間も長くなることがわかります。そのためハリーポッターを読み始めたけど途中で挫折してしまった…というかたも多いのではないでしょうか。
リッチな単語や複雑な文法
ハリーポッターのページをめくると、出てくるのはポーションや呪文、不思議な生き物たちの名前など、普段の生活では出会わない単語たち。そして物語が進むにつれて登場する複雑な文法構造や文学的な表現は、英語のネイティブスピーカーでも「ちょっと待って、これは何て読むの?」と立ち止まることも。
英語学習のちょっとしたコツ
そのボリュームや難易度から挫折する人も多いハリーポッターシリーズ。ここでは読破するためのコツをいくつか紹介します。難易度が高い分、読み終わったときの達成感や英語力の伸びは格別ですよ。
映画から入る
英語版ハリーポッターに挑戦するなら、まずは映画から入るのがおすすめ。映画でストーリーを把握しておくことで、本を読むときに「あ、これあのシーンか!」と場面が浮かんできます。文字だけでなく、映像とセリフで一度楽しんでおくと読書がグッと身近で楽しいものに変わり、難しい表現の理解も捗ります。
Kindleで試し読み&調べながら読む
そして、本格的に読む前にはKindleで試し読みを。無料でいくつかのページが読めるから、自分に合った難易度か確認できてとても便利です。さらに、Kindleなら知らない単語もその場で調べられる機能付き。読みながら学べるので、英語の勉強にもピッタリです!
最後に
ハリーポッターの洋書は、ただの児童書と侮るなかれ。その言葉の深さには、大人だって驚かされること請け合いです。しかし内容が非常に豊かで引き込まれるため、いつの間にか読み終えてしまい、その時の達成感や英語力の伸びは驚くべきものです。
また、原書は少し難しすぎた…という方でも、映画を見てから原書を読むことでかなり読みやすくなることもハリーポッターシリーズの大きな魅力の一つ!
あなたもこの機会に、ハリーポッターとともに英語の魔法にかかってみませんか?
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